社内報のネタ16選 社員紹介や社食ランキングなど面白い企画・コンテンツを解説

社内間の情報共有の手段として、多くの会社で発行されている社内報。
社内報担当者の中には、毎回記事のネタ集めに苦労している人も多いでしょう。
そこで今回は社内報とは何かといった基本的なことや、社内報ネタを紹介します。
ランキングやアンケート形式で取り上げられる面白いコンテンツも多数登場するので、ネタ決めの参考にしてください。

社内報とは?

社内報とは、企業内の情報共有やコミュニケーション促進を目的とした会社内のメディアです。
経営方針、人事異動、社員紹介などの社内情報を、全従業員に伝える手段として利用されます。
もともと社内報は紙で発行されることが一般的でしたが、最近ではウェブベースで発信する企業も増えました。

社内報を企画するときに考えること

ここでは社内報を企画する際の手順をまとめました。
企画を入念に行うことで、執筆や編集のプロセスがスムーズに進みます。

社内報の目的を再整理しよう

まずは社内報を作る目的を整理しましょう。
どの企業においても、社内報を作る大きな目的とは情報共有です。
企業理念や経営方針、新入社員の入社など組織全体に関わる情報は、第一優先で社内報に掲載しましょう。
また会社内のクラブ活動についてなど面白い企画を打ち出すと、コミュニケーション手段としても社内報が役立ちます。

何を伝えるのか

社内報を通して、社員に何を伝えたいのかも考えておきましょう。
社内報とは、情報共有の手段であることは前述の通りです。
それ以外にも、組織なりに社内報を通して発信したいことを決めておくことで、社内報を作る意義が深まります。

コンテンツをどのように伝えるか

コンテンツを伝える方法を工夫することで、より面白い社内報に仕上がります。
ただ単に情報を羅列するだけの社内報では、読者に飽きられてしまうでしょう。
社内報にはインタビュー企画やランキング、対談なども盛り込んでみてください。

スケジュールと担当を決める

企画が決まったら、進行のスケジュールと担当者を決めてください。
社内報の制作にあたっては、執筆、校正、編集、撮影などの担当を決めておくとスムーズに進みます。
またインタビューや対談などを行う際は、できるだけ早めに対象者とアポイントメントを取っておきましょう。

紙面のイメージを考える

紙面のイメージも、社内報の企画段階で決めておく必要があります。
ページ数や文字数、企画の数、構成、掲載する予定の写真など、具体的に考えておきましょう。
また「どこにどのコンテンツを配置するか」、「どんなレイアウトでページを構成するか」なども、あらかじめ決めておくと後の編集が楽になります。

社内報のネタのアイデア16選 面白いネタも

社内報のコンテンツに使える、企画ネタを考えました。
定番ネタから小ネタ、ランキング形式の面白い企画まで多数紹介します。

自己紹介

社員の自己紹介は、社内報で定番の企画ネタです。
社員の趣味やマイブーム、どんな仕事を担当しているのかなど、アンケート形式で質問すると面白いコンテンツに。
部署やチームが違うと、同じ社内の人でも知り合う機会は意外と少ないものです。
自己紹介の企画は、そういった社員同士を繋げる良い接点になります。

新入社員インタビュー

新入社員のインタビューは、社内の人みんなが楽しく読める面白い社内報ネタです。
インタビュー以外にも、新入社員にあらかじめアンケート表を渡して書いてもらう方法もあります。
顔写真も撮影して載せておくと、先輩社員たちに新入社員の顔をすぐ覚えてもらえるでしょう。

座談会

社内で座談会を企画して、その様子を社内報でレポートするのも面白いアイデアです。
例えば同期座談会やパパママ友座談会など、共通項がある社員を集めた座談会はかなり盛り上がるでしょう。
その属性を持つ人ならではの悩みや価値観などが浮かび上がり、職場環境を改善するきっかけに繋がるかもしれません。

部署の活動報告

社内報を通して、部署の活動を紹介するのもおすすめです。
他部署の人がどんな仕事をしているのかを知る機会は少ないため、みんな興味津々で読めるでしょう。
紙媒体の社内報なら写真、web媒体なら動画で部署の様子を紹介すると、読者は現場をよりリアルに感じられます。

社員へのアンケート質問

全社でアンケートを実施し、その結果を社内報のコンテンツにするアイデアです。
例えば「学生時代得意だった科目は?」、「会社の好きなところは?」などの質問をして、ランキング形式で社内報にまとめます。
社員アンケートはネタが尽きにくいので、社内報の恒例企画にできるでしょう。

おすすめの社食メニュー・社食ランキング

社食がある職場なら、好きな社食について全社でアンケートを実施してみるのも面白いでしょう。
紙面では、上位に挙がった社食メニューをランキング形式で公開します。
同時に、「こんな社食があったら」といったアイデアを募集してみるのもおすすめです。

社内表彰者へのインタビュー

社内で表彰を受けた人のことは、社員みんな気になっているはず。
当人に、表彰を受けた時の気持ちや仕事で心掛けていること、今後やってみたいことなどを質問してみましょう。
社内で活躍している人を社内報で大々的に取り上げることで、他の社員・部署の士気も高まるはずです。

社員の一日に密着

社員の一日に密着して、社内報のコンテンツにするアイデアです。
出社から退勤までの一日のタイムスケジュールや仕事の内容、昼休み、アフターファイブの過ごし方など、社員の一日を追ってみましょう。
社員の仕事だけでなくプライベートも垣間見えて、読んでいる方は面白いです。

定年退職者へのインタビュー

定年退職を迎える先輩社員ともっとお話したかったけど、なかなか機会が無かったという人は多いはず。
そんな社員みんなの気持ちに代わって、定年退職者にあれこれインタビューしてみましょう。
せっかくなら仕事の失敗談など、ちょっと踏み込んだことを質問してみると面白いです。

新商品・サービス紹介

新商品やサービス内容を紹介する媒体としても、社内報は役立ちます。
会社の動向については、それに直接的に関わらない部署にいる人でも知っておくべきことです。
全部署の人が理解できるように、分かりやすい言葉で紹介しましょう。

社内部活動報告

会社内で部活動がある場合、その活動報告を社内報のコンテンツにしてみるのもおすすめ。
部活動に入りたいけど尻込みしている社員に、入部してもらうきっかけを提供できるかもしれません。
部活の活動内容や活動頻度、メンバーなどの情報を紹介してみましょう。

会社の近くのおすすめの店舗紹介

会社近くにある、おすすめの飲食店やお気に入りの場所を特集するのは面白い社内報ネタ。
本社以外に支店が複数ある場合は、毎回いろんな支店を取り上げてその近くにある店舗を紹介しましょう。
別支店にいる社員も、出張や観光の際の参考にできます。

社員の地元自慢

社員の中には西から東までいろんな地域出身の人がいるはず。
毎回社内報でいろんな地域出身の人に声を掛けて、地元自慢を質問してみましょう。
地元っ子に人気な穴場飲食店、地域ならではの風習や行事などを質問してみても面白いコンテンツになります。

子供・ペットの紹介

社員の子供やペットを紹介してもらうアイデア。
できれば写真も提供してもらい、当人に子供やペット自慢をお願いしましょう。
また子供やペットがいる社員を集めて座談会してもらい、その様子を社内報で取り上げるのも方法の一つです。

今年買ってよかったもの

社員に今年買ってよかったものを紹介してもらう企画は、社内報の小ネタとしておすすめ。
社員にとって耳よりの情報なだけでなく、購入品から社員の趣味嗜好が垣間見えて面白いです。
ランキング形式で、「○○年ベストバイ〇選」といったように構成するとカジュアルになります。

自分の愛読書

誰にでも1冊や2冊、愛読書があるはず。
社内報のコラムとして、社員の愛読書を取り上げてみては。
その本のあらすじや心に刺さったフレーズ、その本に出会ったきっかけ、どんな人におすすめの本なのかなどを質問してみましょう。

面白い社内報を作るコツ

面白い社内報ネタを見つけるためには、常に社内の話題にアンテナを張りめぐらせておくことが大切です。
社内で起こった面白いハプニングや社員の活躍ぶりなど、社員が今注目している情報を集めておきましょう。
また社会的な問題やSNSで流行っている出来事を社内報と絡めると、面白いコンテンツが作成できます。
それでも面白いネタが思い浮かばない時には、過去の社内報で人気のあった企画を参考にするのもおすすめです。

まとめ

今回は社内報とは何かやコンテンツ作りの方法、企画のアイデアを紹介しました。
社内報の最大の目的とは、社内に情報を共有すること。
しかし真面目すぎてもつまらないので、写真やランキング、アンケートなど視覚的に見て面白いコンテンツも盛り込むのがおすすめ。
ぜひ今回掲載したネタを参考に、社員に愛読される有益で面白い社内報を制作してください。

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