社内イベントのアイデア21選 面白い事例や目的、いらないと言われる理由も解説

men playing cornhole boards

社員の親睦の場や福利厚生として、多くの企業で行われている社内イベント。
毎回楽しみに参加する社員がいる一方で、いらないと感じている人も意外に多いようです。
この記事では、企業が社内イベントを行う目的や、いらないと言われる理由を紹介。
さらにユニークで面白い社内イベントの事例も多数紹介するので、企画を任された人は必見です。


この記事を書いた人:受発注ライフ編集部

『受発注ライフ』は、2024年3月22日に誕生した、株式会社カンナートのWebメディアです。
株式会社カンナートは西新宿にある創業20年目のシステム開発会社です。
このメディアでは、受発注業務物流、通販にお困りごとのある方々に向けて、 業務改善のアイデア業界の新しい動向などを発信していきます。


社内イベントを開催する目的

社内イベントをいらないと考える人もいますが、実施することにはメリットもあります。
社内イベントを成功させるためには、企画側と参加側それぞれが開催の目的を理解することが重要です。

社員同士の親睦を深めるため

社内イベントを開催する大きな目的は、社員同士の親睦を深めることです。
イベントを通じて、普段の業務では交流しにくい他部署のメンバーや新入社員とも自然な形で関係を築けます。
その結果、チームワークやコミュニケーションが向上すれば、職場の雰囲気がより良くなるだけでなく、業務の効率化にもつながります。

企業理念、ビジョンへの理解を深めるため

社内イベントの中でも創立を祝う周年イベントなどは、企業理念やビジョンへの理解を深める目的があります。
会社の目指す方向性を再確認することで、チームワークが強化されるでしょう。
またこうしたイベントを通じて、日常業務では得られない新たな発見が生まれ、全員が共通目標に向かって前進する力となります。

モチベーション向上のため

社内イベントは単なる息抜きにとどまらず、仕事のモチベーションを上げる効果もあります。
日々追われる業務の中にイベントという楽しみが増えることで、仕事に対する張り合いが生まれるからです。
最近仕事へのやる気が低下している社員も、イベントに参加することでもう少し頑張ろうという活力が湧いてくるでしょう。

社内イベントがいらないといわれている理由は?

社内イベントに対しては積極的な人ばかりではなく、いらないという声も聞かれます。
ここでは、社内イベントがいらないと言われている理由を紹介。

企画や準備が大変

企画や準備が大変と言う理由で、社内イベントはいらないと考える人も多いです。
忙しい業務の合間を縫って計画を立て、レクリエーションの準備を行うことは担当者にとって大きな負担となります。
経営陣が良かれと思って提案した社内イベントでも、準備する側の部下は内心、面倒だと感じている場合も少なくありません。

コストが掛かる

社内イベントがいらないとされる理由の一つに、コストがかかる点が挙げられます。
イベントの企画・運営には予算が必要で、特に企業総出で行う大規模なイベントでは費用がかさむことがあります。
費用対効果を考えたうえ、社内イベントはいらないと考える企業もあるようです。

仕事に影響が出る

社内イベントの目的は社員のモチベーションを上げることにありますが、それどころか仕事に悪影響が出ることも。
特に企画内容が社員のニーズや興味に合わない場合、イベントは社員にとってむしろストレスになります。
またイベントの準備や参加に時間を割くことで、通常業務が滞る恐れもあるでしょう。

有意義で面白い、社内イベントを企画するためには?

社内イベントの参加率が低い場合、企画の仕方に問題があるのかもしれません。
以下のポイントを抑えることで、社内イベントがもっと有意義で面白い場になります。

社内イベントの目的を周知する

有意義で面白い社内イベントを企画するためには、まずその目的を全社員に周知することが重要です。
目的が共有されることで、社内イベントはいらないと感じていた社員も参加する気になるかもしれません。
企画者は、イベントがどのような目的で行われるのかその都度社員に伝えましょう。

開催頻度を抑える

社内イベントは質を重視し、開催頻度を抑えることが効果的です。
少ない回数であっても、一回一回が特別でインパクトのある内容であれば、社員にとって記憶に残り、より深い交流や学びの機会になるでしょう。
また長時間の拘束も避けることで、参加率アップも見込めます。

一部の社員に出し物の負担を押し付けない

企画や準備の大変さから、社内イベントを嫌がる人も多いです。
そうならないよう、一部の社員に過度な負担をかけないことが大切です。
誰かに出し物を依頼する際は、負担が少なく、勤務時間内で企画・準備ができる内容を選ぶようにしましょう。

【社内でできる】面白いレクリエーションのアイデア5選

社内でできる社内イベント、レクリエーションを紹介します。
企画に手間がかからないアイデアをまとめました。

シャッフルランチ

シャッフルランチとはランダムにグループを作り、一緒にランチを楽しんでもらうユニークな取り組み。
普段あまり話す機会のない同僚同士が、交流を深める絶好の機会になります。
部署の垣根を越えた交流が生まれ、職場の雰囲気がより良くなるでしょう。

ファミリーデー

ファミリーデーとは、社内に家族を招待し、企業見学やレクリエーションなどをする社内イベント。
イベントに参加する子どもたちの中には、仕事に憧れを持ってくれる子も多いはず。
そういった声が、従業員のモチベーション向上につながります。

ボードゲーム、カードゲーム

ボードゲームやカードゲームは、社内で気軽に楽しめて面白いレクリエーション。
チームビルディングやコミュニケーションの促進、仕事の合間の息抜きに効果的です。
簡単なルールのゲームを選ぶことで、多世代で楽しめるでしょう。

ビブリオバトル

ビブリオバトルとは、参加者が自分のお気に入りの本を紹介し競い合うイベント。
それぞれが本を紹介し終えた後に、どの本を一番読みたくなったか投票を行い、票を最も集めた人の勝ち。
知識を深めながら、社員同士の交流が促進される面白いイベントです。

朝ヨガ

朝ヨガはオフィスの空きスペースを使って、簡単にできるレクリエーションのアイデア。
簡単なストレッチと呼吸法で心と体をリフレッシュし、仕事の効率もアップします。
忙しい朝でも、気軽に取り入れられる健康習慣として社員に喜ばれるでしょう。

【スポーツ・アクティビティ】面白い社内イベントのアイデア5選

身体を動かすレクリエーションは、ストレス発散やコミュニケーション促進に効果的。
社内運動会をはじめ、スポーツ系の社内イベントの事例を紹介します。

社内運動会

社内運動会は、全社で盛り上がれる社内イベント。
部署や支社同士で戦うことでチーム間の絆が深まったり、同僚の意外な才能が垣間見えたり、勝っても負けても楽しいです。
企画はやや大変なものの、体育会系の社風の会社では盛り上がること間違いなし。

脱出ゲーム

社内でも社外でもできる、ユニークな社内イベントです。
会場にあるヒントを頼りに謎を紐解き、時間制限内に脱出を目指します。
部署の違う人同士でグループを組むことで、今まで接点の無かった社員とも話す機会が生まれます。

ボウリング大会

社内レクリエーションの定番と言えば、ボウリング大会もその一つ。
ボウリングはルールが分かりやすく体力もそこまで必要ないため、社員みんなで楽しめるのが魅力。
景品を用意すると、一層盛り上がります。

登山

予算をかけずにできるレクリエーションなら、登山がおすすめ。
低山やロープウェイで登れる山なら、運動が嫌いな人も参加しやすいです。
美しい景色に触れながら、道中、色んな会話に花が咲いて、良いストレス発散になります。

スポーツ鑑賞

社員みんなで、サッカーや野球などのスポーツ観戦に行くアイデアです。
会社のスポンサーチームがあれば、優待券が使える場合もあるので経費が浮くでしょう。

【旅行・文化系】面白い社内イベントのアイデア5選

予算に余裕があるなら、社員旅行や芸術鑑賞会など大規模な催しを企画するのもおすすめです。
会社を飛び出して非日常に触れることで、仕事のアイデアにつながるかもしれません。

日帰りバスツアー

会社の福利厚生として、日帰りバスツアーを行うユニークな事例があります。
日帰りなら子どもがいる社員でも参加しやすく、遠足気分で楽しめるはず。
行き先は社員みんなで話し合って決めると、旅行前から社内がワクワクムードに包まれます。

屋形船貸し切り

春先から秋口にかけて、おすすめの社内イベントのアイデア。
飲食込みのプランなら、歓送迎会や創立記念イベントなどの食事会としても行いやすいです。
都内近郊だと、横浜や隅田川などが定番。

テーマパーク遠足

企業の社員旅行として、テーマパークに行く事例も多いようです。
関東ならディズニーランド、関西ならユニバーサルスタジオジャパンが定番ではないでしょうか。
家族参加OKにすると、従業員の子ども同士や家族ぐるみの交流も生まれます。

芸術鑑賞会

社内イベントとして歌舞伎やミュージカルなどの、芸術鑑賞に行くのもユニークなアイデア。
毎年、行く場所を変えると、今年はどこに行くのだろうと社員の楽しみが増えるでしょう。
芸術に触れて癒しの時間を過ごすことで、仕事のストレス解消を期待できます。

謎解きゲームに参加

社内イベントはもうネタ切れと感じている企業におすすめなのが、謎解きゲーム。
中には会社向けにカスタマイズされたサービスもあり、企画は専門スタッフにお任せできます。
みんなで協力して謎解きすることで、チームビルディングにつながるでしょう。

【飲食系】面白い社内イベントのアイデア3選

社員同士の交流を促したいなら、定番の食事会はやはり効果絶大です。
歓迎会や忘年会の代わりにもなる、飲食系の社内イベントを紹介します。

ホテルビュッフェ

会社の宴会として、ホテルビュッフェを利用するユニークなアイデア。
好きな料理を各々食べられるので、アレルギーや頼む料理の量など、お互い気を遣わないで済みます。
社員感謝デイとして、社員食堂にシェフを招いてランチビュッフェをする事例もあるようです。

バーベキュー

歓迎会として行われることが多い、バーベキューイベント。
リフレッシュになるだけでなく、社員の協調性やチームワークが自然に育まれるのがバーベキューの魅力です。
バーベキューをする場合、会場決めや食材の確保などが必要なので早めに準備しましょう。

ビアガーデン

ビアガーデンは、夏らしい企画です。
納涼会と称して、仕事帰りに社員みんなでビアガーデンに行くのもユニークなアイデアでしょう。
お酒だけでなく、ソフトドリンクや料理も豊富な会場を選べば、お酒を飲めない人も満喫できます。

【季節系】面白い社内イベントのアイデア3選

季節ならではの、社内イベントの事例を紹介。
行事を通して季節感を味わうことで、忙しい日々の中に心の余裕が生まれます。

お花見

春の社内イベントといえば、お花見が大定番。
新人歓迎会としてお花見に行く事例も多いです。
アフターファイブの夜桜なら平日でも開催しやすく、参加率が上がるでしょう。

クリスマスパーティ

日本では12月24日、25日は仕事という企業が多いですが、せめてクリスマスパーティを開いても良いのでは。
チキンやケーキなどを食べたり、ゲームを楽しんだりすれば、社内でもクリスマスらしいムードを楽しめます。

書き初め

正月明けの仕事始めに、会社で書き初めをする事例もよくあります。
墨汁や筆、半紙などを会社で用意する必要がありますが、一度購入すれば翌年以降使い回せるのがポイント。
書き初めのテーマは、新年の抱負がおすすめです。

まとめ

今回は社内イベントの面白いアイデアを紹介しました。
社内イベントは、社内のコミュニケーション不足解消や仕事のモチベーション向上に効果的。
しかし、社員の中には社内イベントに乗り気ではない人もいるため、参加してもらえるよう企画の目的を周知することが重要です。
記事で紹介した事例を参考に、面白い社内イベントを企画してみてください。

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